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馬三郎25時

武豊、岩田が今年もターフを熱くする

 ?武豊や岩田の情報を―?。読者の皆さんからいただくハガキで、よく目にする要望だ。昨年に続き、今年もトップ2がしれつなリーディング争いを繰り広げている。どんな気持ちで08年を迎え、どう進化するのか。両者にじっくりと話を聞く機会があったので、少しでも伝わればと思う。

 昨年、3000勝の金字塔を打ち立てた武豊Jは7年連続18度目のリーディング、そして03、04、05年に達成している年間200勝を目標に掲げる。ただ個人的には、02、03年のように活動拠点を仏国に移し“世界のユタカ”を改めてアピールしてほしいとの思いもある。06年凱旋門賞の取材で現地のトップジョッキーに武豊について聞くと「素晴らしい」「またフランスで一緒に乗りたい」という言葉が多く返ってきた。

 「数にこだわってまとまりたくはないし、どんどんチャレンジしていきたい。フランスに滞在すると200勝は遠くなるけど、先々プラスになるから」と本人もまんざらでもない様子。記録よりも記憶を―。どんなサプライズが待っているのか、見守っていきたい。

 その背中を追うのが岩田J。「武豊さんには離されたらアカン。1日1日、食らいつかんと」とトップの座を狙い、目を輝かせる。「今年は違うからね。やるよ。勝負どころでもたつかない。思うように馬を動かせるようになった」と自信をみなぎらせた。気づいている人もいるだろう。今年は馬を追う際のフォームが変わった。ステッキを高く振り上げて、力強く振り下ろす。「5回ペチペチって叩くよりも、1発バチコーンって入れた方がいい」と理由を説明してくれた。

 常に頂点を見据え、騎乗スタイルに磨きをかける。「海外のトップジョッキーのマネだよ。周りにはいろいろと言う人がいるけど、それでも構わない。それができるかどうかだろう。工夫して、試して、自分に合う形になったんだから。地方競馬出身にしかできないこともある」と“岩田流”に胸を張る。今年も、この2人が国内外を問わずターフを沸かせることになりそうだ。(関西デイリー・井上達也)

2008年02月26日