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馬三郎25時

佐野裕樹

国枝厩舎の2歳馬は今年も素質馬ぞろい

 今年のPOG(関東)で断トツ人気を誇っている国枝厩舎。それもそのはず、昨年は23頭中15頭が勝ち上がるという好成績を残している。ニュージーランドTの覇者・サトノプログレスを筆頭に3勝を挙げたタケショウオージなど、もはやPOGで?勝ち組?に名を連ねるには欠かせない厩舎となっている。

 現在、美浦に入厩している馬の中でひと際目立っているのが、ダノンベルベール(父アグネスタキオン×母ミスベルベール・牝)だ。今週はゲートから12秒5―14秒2のラップを刻んだが、一杯に追われる相手を尻目に持ったままの手応えで軽快な走りを見せていた。馬体の良さからも素質は確かで、先々まで楽しめそうだ。「ゲートは速いし、今のところ何も注文はないよ」と師もニッコリと笑顔で話していた。
すでに函館へ移動しているレッドリップス(父フレンチデピュティ×母オレンジブロッサム・牝)は、3週目の芝1200mを横山典で予定。「もう勝ったつもりでいるよ(笑)」と師はVサイン。

 そして、「誰にも言うなよ」とこっそり内緒で教えてくれたマツリダガッツ(父ジャングルポケット×母タガノブラッサム・牡)は、「スケールが大きく、重賞を意識できる器」とのこと。今年も国枝厩舎から目が離せない。

(美浦時計班・佐野裕樹)

2008年06月20日

著者紹介

佐野裕樹

佐野裕樹

何百頭もの馬の時計をいとも簡単に採取し“神の手”と呼ばれている。馬の状態を的確に判断する眼力、穴馬を見逃さない切れのある予想は読者のみならず業界でもファンが多い。「信じるモノは己の力と女の涙だけ」という孤高の天才。