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世界の馬窓から

世界を驚かせたルーラーシップの圧勝劇

 4月29日、香港シャティン競馬場でクイーンエリザベス?世C(G?)が行われ、日本から挑戦したルーラーシップが圧倒的なパフォーマンスで世界の強豪を撃破した。直線半ばで勝負を決めるレース内容に対して、香港だけでなく欧州でも「ルーラーシップ強し」と大きく報道された。

 香港に移籍した独2000ギニー馬イリアンをはじめとする地元勢以外にも、昨年の愛ダービー馬で、米国の主要G?セクレタリアトSを制したトレジャービーチ(A・オブライエン厩舎)も参戦した粒ぞろいの一戦。一部の欧州メディアでは昨年のドバイWCでのヴィクトワールピサの快挙と合わせて「日本馬のレベルが世界トップクラスであることを改めて証明した」と報じられた。

 また、香港の厩舎スタッフからは「日本のトップホースと戦うときには、こちらの2、あるいは1・5流の馬たちでは勝てないと思ってレースに臨まなければならない。そうしないと今回のように、木っ端みじんになってしまう」という声が挙がる。

 海外での日本馬の活躍に加えて、先週紹介したように、ディープインパクト産駒やハットトリック産駒が欧州でも実績を残している。今後、凱旋門賞をはじめとする欧州の主要GIを勝つことになれば、日本生まれの種牡馬たちが現地に根付き、その血をさらに広めていくことになるはずだ。

2012年05月05日