全日程が終了したサマースプリントシリーズは、北九州記念とセントウルSを制するなど合計25ポイントを挙げたリトルゲルダがV。馬主の栗山良子氏に3200万円、栗東・鮫島厩舎には800万円の褒賞金が与えられる。目録を贈呈された栗山オーナーは「最高。夢のようです。GIII、GIIと勝ってきたのでGIも頂きたいと思います」とスプリンターズSを見据えていた。

　また、サマーマイルシリーズは、関屋記念に続き京成杯AHも制したクラレントが21ポイントで優勝。馬主の前田晋二氏に2400万円、栗東・橋口厩舎には600万円の褒賞金が与えられる。

　サマージョッキーズシリーズは、重賞3勝をマークするなど合計35ポイントを挙げた田辺裕信騎手(30)=美浦・小西=が初優勝を決めた。セントウルSを制した丸田が28ポイントで暫定1位に躍り出たが、直後に行われた京成杯AHをクラレントで制し“再逆転”に成功。褒賞金100万円と、WSJSへの出場権を獲得した。

2014年09月15日