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【天皇賞・春】有力馬情報(2)キタサンブラックなど

【天皇賞・春】有力馬情報(2)キタサンブラックなど

 昨年の菊花賞馬キタサンブラックは、武豊との初コンビで挑んだ今季初戦の大阪杯で2着と上々の滑り出し。勝ち馬と2キロの斤量差があったことを思えば、負けて強しの内容だった。清水久師は「ずっと勝ち馬にマークされる苦しい展開でしたが、いいレースをしてくれた。後ろの馬は離しましたからね」と敗戦にも納得の表情。2つ目のGI奪取へ向けた1週前追い切りは、栗東CWで6F80秒2-12秒4(仕掛け)。しっかりと我慢が利いて、メリハリのある動き。ラストの伸び脚にも迫力があった。「攻めの動きは相変わらずいい。雰囲気はいいし、順調に来ているのが何より」と指揮官は万全の仕上がりを強調した。

 阪神大賞典2着のタンタアレグリアは、昨秋の菊花賞でも4着と長距離適性は十分。1週前は美浦Wで6Fから追われ、80秒6-12秒3(馬なり)をマーク。前走よりも気持ちが入った動きで、状態面の上積みが感じられた。「長い距離を2戦使っているけど順調に来ているよ。1週前はそれなりの調教ができたし、あとは今週ジョッキーが乗れば大丈夫。ただ、ここは相手が強いからね。レースでは工夫が必要になるかもしれない」と国枝師は見通しを語った。

叩き2戦目で確実に上昇気配にあるキタサンブラック

2016年04月26日