印	馬番	馬名
◎	9	イストワールファム
○	7	ジッパーレーン
▲	4	インヘリットデール
×	11	ヒドゥンパラメータ
☆	5	ナイアガラモンロー

勝ち方を問うイストワールファム

　「今週は何もかもが札幌。出番は少ないな」。美浦のスタンドでデイリースポーツの某本紙がそうつぶやいていたが、確かに日曜の札幌は強烈。特に、超良血馬がそろった５Ｒの新馬戦は激アツだ。筆者もテレビにかじりついて見守りたい。
　◎イストワールファムは東京芝１８００ｍの未勝利戦を、スタートからゴールまでほぼ馬なりで大楽勝。しかも１分47秒２の好タイムだった。潜在能力は間違いなく重賞級。それでもまだ体が追いついておらず、レース後のダメージは小さくない。
　特にタフな馬場状態だった忘れな草賞のあとは疲れが抜け切らなかったようで、前走は攻め気配が明らかに物足りなかった。その点に目をつぶって本命を打ったことは、今でも反省している。間隔をあけてじっくり立て直された効果は絶大で、中間は活気が充満。今週の追い切りでは本来の躍動感を取り戻していた。今の状態なら５００万下で負けることはない。