印	馬番	馬名
◎	4	ロックディスタウン
○	10	カンタービレ
▲	9	トーセンブレス
×	3	ノームコア
☆	5	ノーブルカリナン

走りが変わった◎ロックディスタウン

　昨年暮れの開催以降、中山芝千八の高額条件はほとんどが前残りの決着。しかも総じて緩いペースで流れながら、縦長の隊列に…原因がどのあたりにあるのかは正直、把握できていない。いずれにしても、追い込み一本の戦法では出番がないと考えていい。
　阪神ＪＦでの◎ロックディスタウンは気持ちが入り過ぎて空回りした状態。また当時はかなり幼さも残していた。しかし３カ月の休養を挟んで、今回は調整がうまく進んでいる。落ち着きを取り戻しただけでなく、昨年まではぎこちなかった手前の変え方もスムーズ。それに伴い、１段階ギアが上がっている。心身の進化は歴然。折り合うこともしっかりと覚えて、本来合っている早めのスパートが可能な態勢だ。
　複数出走してきたディープインパクト産駒のなかでは、○カンタービレがいかにもはじける馬体をしている。反応の素早さも中山向きだ。▲トーセンブレスはレース運びがまだ甘く、脚を余してしまいかねない中山千八への対応が鍵となる。