印	馬番	馬名
◎	2	ワグネリアン
○	15	ステルヴィオ
▲	10	ジェネラーレウーノ
×	1	タイムフライヤー
☆	5	キタノコマンドール
△	9	オウケンムーン
△	3	ジャンダルム

瞬発力一級品◎ワグネリアンが差し切る

　東スポ杯２歳Ｓで初めて見た◎ワグネリアンはイレ込んでいた。ただ、レースでは掛かることがなく鞍上の指示に従っていた。気性の強さは卓越した瞬発力の源。同時に賢さも持っている。この段階でディープの一級品と確認した。
　弥生賞はエンジンのかかりが遅く、強烈に伸びたのは坂上から。加速に時間がかかる…と小回りの中山を心配する向きもある。しかし、４角では超スローの位置取り。前に追いつくのに時間を要して当然だろう。今回のテーマは逃げ、先行勢が多いこと。ペースが速くなれば、前との差はおのずと縮まってくる。
　○ステルヴィオの前走もスローの位置から差し切り。さすがに破壊力はある。唯一の不安は密度の濃い二千。父の血が気になる部分である。▲は持久力勝負に強いジェネラーレウーノとタイムフライヤーで迷った。前者を取ったのは遊んで勝ってきた奥の深さ。自在性を生かせる枠もいい。