印	馬番	馬名
◎	7	トーセンスターダム
○	17	トゥザワールド
▲	14	バウンスシャッセ
×	2	イスラボニータ
☆	1	ワンアンドオンリー
△	11	ロサギガンティア
△	10	ベルキャニオン

異次元の引き出し◎トーセンスターダム

　首、頭ときて頭。着差から◎トーセンスターダムの３連勝はどれも辛勝に思われがちだが、実は武豊がきっちりと測っていただけ。京都２歳Ｓだけはしまい焦って追いだしたが、馬自身は息すら乱れず、余力があまり余っていた。　スタートでは父ディープに乗っていた時と同じ立ち姿。後ろからでも届く自信の表れであると同時に、本来はスタートが速いことを示している。実はどのような競馬でもできる万能型だが、ここまではそれを隠したままで、何ひとつとして大衆の目に触れずに潜行中。ベールを脱いだ時の強さは…。トリッキーな中山だろうが、雨馬場だろうが、しょせん小さな問題。それくらい他馬とは開きを感じている。相手探しでＯＫ。
　弥生賞の○トゥザワールドは無謀とも思える早仕掛け。明らかに本番をイメージしての操縦でしのぎ切った。これも川田の自信の表れか。世代トップレベルであることは間違いない。　舞台に鉄の自信を持つ▲バウンスシャッセ。京成杯を上回る寒竹賞のタイムに、ふん詰まりをはね除けて圧倒した前走も牡馬勝りの強さ。この２頭に馬券をぶつけて、ほかの馬は押さえに回す。