印	馬番	馬名
◎	1	カフジプリンス
○	11	レインボーライン
▲	3	サトノダイヤモンド
×	18	マウントロブソン
☆	8	ミッキーロケット
△	6	ディーマジェスティ

真のステイヤー◎カフジプリンス

　中距離と長距離の境界線は正直、イマイチ分からない。ただ今回、人気を二分するのが平地３０００ｍ以上で未勝利のディープインパクト産駒２頭、▲サトノダイヤモンドと△ディーマジェスティであるという事実は動かない。
　◎カフジプリンスは馬体の前と後ろが均等のバランス。さらには、推進力を最大限に生かせる脚長の馬体…すなわち、息の長い脚を使うことに長けた真のステイヤーの姿だ。その一方で、ギアの入れ替えに手間取るというネックも抱えており、いつもいつも脚を余してしまっている。いったんトップギアに入れれば、そのまま突っ走って結果が出るはずなのに―。
　?着まで押し上げた前走の神戸新聞杯に続き、岩田の連続騎乗。ポイントはつかんでいるはずで、勝負できる態勢が整った。同じくステイヤー色が感じられる○レインボーラインが相手の本線。一筋縄ではいかない可能性＝?乱菊?も十分というのが結論だ。