印	馬番	馬名
◎	7	レッドキングリー
○	4	クロワデュノール
▲	2	ジーティーマン
×	9	サトノシャイニング
☆	3	ファイアンクランツ

ここから王道を行くレッドキングリー

　木村厩舎は水曜日にコースで追って、日曜日は坂路で時計を出すのが定番。なのに◎レッドキングリーは10日も美浦Ｗで攻められた。現在、競馬開催日の美浦Ｗは右回り。皐月賞までの牡馬の大レースも右回り。「先を見据えて、コーナーで左へモタれる癖を少しでも改善しようと考えた」と推察するのは深読みが過ぎるだろうか。ただそんな妄想をしたくなるほどの大器なのは確かだ。初戦は相手に恵まれた面はあるものの、ゴール前で外に切れ込みながら、ラスト１Ｆ11秒２でまとめたように、加速力は一級品。道中の折り合いを考えれば、メンバーレベルが上がって、ペースが速くなった方が競馬は組み立てやすくなるはずで、今回はよりポテンシャルが引き出されるとみている。３年前にこのレースを制した偉大な先輩（イクイノックス）に続く。相手は破格の好時計で新馬勝ちを決めた、○クロワデュノール。馬券は◎→○の馬単１点で勝負する。