印	馬番	馬名
◎	3	アンビシャス
○	12	ミュゼゴースト
▲	15	キャンベルジュニア
×	16	ロジチャリス
☆	10	グリュイエール
△	9	マイネルシュバリエ
△	5	レアリスタ

ハンデ頭でも買い◎アンビシャス

　ハンデ頭の不振が目につくが、◎アンビシャスが危険と考えるのは早計。字面の実績が過大評価されているアッシュゴールド、ナヴィオンと０・５キロ差は恵まれた感すら。リアルスティール、ドゥラメンテ相手に勝ちに行って０秒３差の共同通信杯?着はそれだけ重いのだ。毎日杯?着も大外枠から壁をつくれずに掛かり通しでの０秒１差。上位２頭より強い競馬だった。プリンシパルＳは勝って当然。ダービーを見送った分、活力にあふれており、小回りの速い流れも折り合い的には向く。
　ミュゼゴーストは山藤賞以降の内容がいい。器用に立ち回って、ひと伸びできる脚質は福島に適している。堀厩舎の併せ馬はレアリスタの若さが印象に残った。豪州産でも現在の完成度はキャンベルジュニアが上では。キングカラカウアを物差しにすると、ミュゼとはだいたい互角。血統的には距離短縮も魅力だ。