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セントライト記念最新情報(1)セイクリッドバレーなど
前走は古馬相手に上がり3F33.7秒で快勝したセイクリッドバレー。ペースの差こそあれ、1分58秒3の勝ちタイムは新潟記念を上回り今夏の新潟最速。中身も非常に濃い。「中間は短期放牧。今回はプラス10kgくらいで出したいね。使いながら落ち着きも出てきた」と高橋裕師は成長ぶりに目を細める。前走はデビュー以来最少馬体重(468kg)だったが、その体も回復傾向でムードは悪くない。「今後のことは、レースが終わってからオーナーと相談することになる。でも、中距離馬という気はするから」と高橋裕師。3冠最終戦への意識は薄く、あくまで適条件を見極めたうえでの参戦だ。全力でこの一戦を勝ちにいく。
プリンシパルSで時計差なしの3着に好走するなど、ヒカルマイステージは春先から素質の片りんを見せていた1頭。休み明けの前走、弥彦特別は4着に敗れたが「しまいの脚があることを確認できた。器用さも出てきたね」と大塚助手は、レース内容から成長を感じ取っている。「1回使って良くなっている」と型通りに上昇カーブを描いており、期待は大きい。
今夏は古馬を相手に、3、2、3着。トウショウデザートは安定感のある末脚を武器に、新潟で好戦を重ねてきた。「馬に柔軟性があるから使ったあとも硬くならない。ここ2走で体重が増えていたのは成長分と思えばいい」と大久保洋師が話すように、連戦の疲れはなさそうだ。地力強化に「ここでも格好はつけられる」と重賞初挑戦でも気後れは感じられない。
切れ味が生きる中距離戦でセイクリッドバレーが躍動する
2009年09月16日
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