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馬三郎25時

安里真一

ナムラタイタンはどこまで連勝を伸ばすのか…

 25日の仕事終わりに、和田騎手とともに熊沢騎手のお見舞いへ。4月25日の障害レースで落馬負傷した熊沢は、左足首、左大腿骨、左肋骨の骨折に加え、右太ももがひづめの形でざっくりとえぐれる大ケガを負い、現在も入院加療中だが、すでに松葉づえで院内を歩き回るほどの驚異の回復力を見せている。手負いのクマは本当にスゴイ。骨折部位の仮骨の形成も順調に進んでおり、軽いリハビリも開始しているという。「あと2週間ほどで退院して、和歌山のリハビリ施設に移動する予定」とのこと。順調にいけば8月の小倉開催で復帰できそうだ。

 一方の和田は、どうしても今週のうちに熊沢と話をしておきたい理由があった。欅Sで騎乗予定のナムラタイタンについて聞きたいことがあったからだ。ナムラタイタンは熊沢のお手馬でデビューから無傷の5連勝中だが、調教の動きと戦績のイメージがマッチしないという。「まだトモが緩くてフニャフニャ。気性も子供だから1頭だと物見をして全然進まないんだよね。でも、そんな性格なのに競馬に行けば意外と度胸があるんだ。だから心配しなくていいよ」と熊沢はアドバイス。水曜の朝一番、DPコースの追い切りに騎乗した和田も「併せ馬をしたら、うなるぐらいの行きっぷりで、全然動きが違った。すごいわ、あの馬」とかなりの手応えをつかんだ様子。

 『今の状態で5連勝。完成したらすごい馬になる』は2人の共通意見。どこまで連勝記録を伸ばすのか、楽しみでならない。

(栗東想定班・安里真一)

2010年05月26日

著者紹介

安里真一

安里真一

1972年2月27日、大阪府出身。B型。栗東想定班。休日返上で意味もなく調教スタンドをうろつく“トレセン命”の男。もちろん裏付けがあるからこそだが、予想は3分、馬券は1分というひらめきで勝負するタイプ。