馬三郎25時

木村拓人

フライング気味の？2011年ＰＯＧ情報

　ＰＯＧファンの皆さまこんにちは。今シーズンの調子はいかがでしょうか？牝馬路線は２歳女王レーヴディソールが中心に回っていきそうですが、牡馬路線はいまだ混沌（こんとん）としており、一喜一憂しながら愛馬たちを見守っていることでしょう。

　残念ながら今年は有力馬を指名できなかった方、来年はもっといい馬を指名したい方に、少し気は早いですが、個人的に注目している２歳馬を何頭かご紹介します。

　重賞を２勝し、現役で活躍中のメイショウベルーガの半妹パパゴの09（牝、父アドマイヤムーン、栗東・矢作厩舎予定）。今年の２歳が初年度産駒となるアドマイヤムーンは「体が柔らかい」「バネがありそう」と馬産地の評判は上々。姉は古馬になって本格化を迎えたが、父が変わったことでクラシック戦線での活躍が期待される。

　09年の共同通信杯を制したブレイクランアウトの半弟となるキューの09（牡、父ディープインパクト、美浦・戸田厩舎予定）は、牧場関係者が「器は兄以上かもしれません」と絶賛している馬で、ここまでの育成過程も順調。種牡馬としても競馬界に?衝撃?を与え続けているディープ産駒ということもあり、注目度はかなり高く、ぜひ覚えておいてほしい一頭だ。

　競馬新聞の枠にとらわれず、ＰＯＧ情報にもこだわる馬三郎。携帯サイト＆ネット版ともども、今後もよろしくお願いいたします。

（栗東想定班・木村拓人）

2011年02月19日