1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

馬三郎25時

掛札慎二

馬上にいる時とは違う、騎手たちの姿があった

 少し前の話になるが、3月20日に休日を利用して友人と阪神競馬場へ行ってきた。東日本大震災により、12、13日の競馬開催は中止となっていたが、19日から「被災地支援競馬」として再開されたばかりであった。

 全レース終了後、スタンドから出ると「なんかめっちゃ長い行列ができてるで」と言う友人が指差す方向には、長蛇の列ができていた。19?21日の3日間は阪神、小倉それぞれの競馬場で、騎手による募金活動が行われており、競馬ファンたちが募金をするために列を成していたのである。正門を出ると「募金にご協力お願いします!」と大声で呼びかける高田騎手、「ありがとうございます!」と募金をしたファン一人一人に対し、両手を差し出す松岡騎手…。そこには、馬上にいる時とは違う、騎手たちの懸命な姿があった。

 JRAの発表によると、3月19日?27日の開催5日間で集まった募金総額(レースゼッケンチャリティー販売分を含む)は4473万円余り。なお、JRAでは現在も募金は継続している。馬券が発売・払戻が行われている競馬場・ウインズで募金箱が設置されているので、これらの施設にお出かけの際には、ぜひとも募金にご協力お願いします。

(編集部・掛札慎二)

2011年04月03日

著者紹介

掛札慎二

掛札慎二

1983年4月17日生まれ、広島県出身。編集部。前職はお堅い信用金庫職員。お金の計算に追われる生活から、馬の尻を追いかける生活へ―。おばあちゃんにモテモテだった元信金マンが、競馬ファンに愛される記者を目指して奮闘中。血液型は慎重なA型。