馬三郎25時

アパパネに堂々と挑戦状!?

　馬三郎紙面（土曜版）と携帯サイト（金、土更新）で掲載している「弥永の白黒交遊録」からのこぼれ話を。今週は凱旋門賞帰りの（蛯名）マサヨシとの熱い話について載せる予定だが、来週の府中牝馬Ｓで秋初戦を迎えるアパパネについて話していると、グイグイ割り込んできたのが武藤師。

　「アパパネどうなの？セラフィックロンプで負かせるのか？」とマサヨシに直球の質問。確かに状態は最高潮。中間は放牧に出さずに厩舎で調整して、追い切りの動きは文句なし。北海道に飛んでいたため確認できない武藤師に、電話で太鼓判を押したほどだ。

　とはいえ相手は５冠牝馬。マサヨシは「ゼッケンに５つ星（Ｇ?を勝つごとに調教ゼッケンに☆が入る）の馬だよ。セラフィックは重賞勝ってたんだっけ？。あっ、確か中京、小倉で。そんな馬には」と冗談交じりにあしらっていた。「なんだその言い方は！オレの方が先輩（２つ年上）だぞ!?」という武藤師の怒ったふり？で、オチがついたが…。その武藤厩舎は来週新潟のある馬に相当な自信があるようだ。ただ、吹くタイプなので人気になりやすいのがつらいところ。きょうも一緒に昼メシに行ったが「あんまり吹かない方がいいよ」と同席していた奥さんにたしなめられていた。オレもその通りだと思う。

（美浦時計班・弥永明郎）

2011年10月06日