注目のディープスカイ産駒

　現３歳世代のクラシック路線は佳境を迎え、ＰＯＧ指名馬が大舞台（オークス、ダービー）へ出走するファンにとってはたまらないシーズンだろう。ただ、すでに次の世代の指名馬の検討に入っているファンも多いと思うので、耳より情報をひとつ紹介したい。

　新種牡馬として注目が集まる08年ダービー馬のディープスカイ。この馬を現役時に管理していたのが昆師で、今年は２頭の産駒が入厩を予定している。ラテラルアーク（タニノシスターの11）は「血統から当然、秋の王道路線でデビューの予定。この血統を預かる責任は十分に感じている」とのこと。姉は天皇賞・秋で父と死闘を演じたウオッカ。夢の配合で来年のクラシックを狙う。

　もう１頭はキャンバス（フォーティカラーズの11）で「兄のヒルノクオリア（現３歳ＯＰ）とはタイプが違うけど、こっちはディープスカイ産駒の初勝利を狙って北海道でデビューできる態勢」と明言。兄も昆師が管理しているだけに、細かな特徴まですでに把握済みの様子。即戦力をお探しのファンには、ぜひオススメしたい。

　今後もこの２頭の情報はスマホ版の『つぶやき』等で随時発信していきますので、動向が気になる方は気軽にお立ち寄り下さい。

（栗東厩舎班・堀尾政宏）

2013年05月12日