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ダービー候補1番手!?賢いリベルタス

 22日の若駒S(京都・芝2000m)でディープインパクト産駒のリベルタス(牡3歳、母カーリング)が3勝目を挙げ、皐月賞出走の権利をほぼ手中にした。圧倒的な成績で2歳リーディングサイアーに輝いたディープ軍団が、クラシックへ向けて本格的な進撃を開始する。

 昨年3月、2歳有力馬取材のため社台ファームを訪れた際、牡馬育成主任の東礼治郎さんが「今年はこの3頭に注目して下さい」とディープインパクト産駒3頭の名前を挙げくれた。それがリベルタス、サトノオー(母エアトゥーレ)、プランスデトワール(母スキーパラダイス)だった。

 プランスデトワールは札幌の新馬戦を圧倒的な人気で制した後に放牧されてまだ復帰していないが、早くから海外遠征を視野に入れているほどの大物。サトノオーは父をほうふつさせる衝撃的なデビュー勝ちを収め、2戦目の条件戦はレッドデイヴィスの降着があったものの2連勝を達成。出走予定の共同通信杯では最有力候補に挙げられている。リベルタスを含め全馬が期待通りのデビューを果たした。

 当時のリベルタスに対しての感触は「兄のローエングリンはカリカリしたところがあったのに、この馬はどっしりと落ち着いている。運動神経の良さはお父さん譲りですね。頭がいいダイナガリバーに似たタイプで、ダービー向きだと思っています」(東主任)。

 楽な相手に手こずったように見えた若駒Sの内容に不満を感じたファンもいただろうが、東主任が「似ている」と語ったダイナガリバーはダービー、有馬記念とも半馬身差、全5勝とも2着に2馬身未満の差しか付けていない、無駄な走りをしない馬だった。3勝とも辛勝のリベルタスはその点でもよく似ている。

 リベルタスを中心とした社台Fの“ディープインパクト三羽ガラス”が、クラシック戦線をにぎわせていきそうだ。

2011年01月28日