ふるさと定期便

ＰＯＧ情報局・ノーザンＦ牡馬編

　昨年と同様にノーザンファーム、社台ファームのＰＯＧで注目の２歳馬を紹介します。

　アドマイヤトライ（シンボリクリスエス×アドマイヤグルーヴ＝栗東･橋田）毛ヅヤがピカピカのベストルッキングホース。調教でも現役馬のようなきれいな跳びを見せている。皐月賞よりもダービー向きで、豪快な追い込みを見せる。

　チェスナットバロン（フジキセキ×ベルベットローブ＝栗東･村山）全兄アドマイヤサガス同様に仕上がり早。筋肉質な大型馬で、カネヒキリのようにダートで大成する可能性も。

　ディアデラバンデラ（シンボリクリスエス×ディアデラノビア＝栗東･角居）４月15日に入厩し、すでにゲート試験に合格。万全の状態で早期デビューができる点が強調材料。小柄だが母同様に切れ味抜群だ。

　サングヒーロー（ディープインパクト×オイスターチケット＝栗東･音無）父によく似た運動神経の高さと気性の激しさがある。中型サイズで、均整の取れた馬体も見栄えがいい。

　プレレフア（シンボリクリスエス×ピンクパピヨン＝栗東･松田博）半兄カフナよりもすっきりしており、仕上がりが早い。気性は兄よりも素直な優等生で、折り合い面での心配がない。

　クローチェ（ダイワメジャー×クルソラ＝栗東･橋田）父譲りのダイナミックさが特徴。母はアルゼンチンの３歳牝馬チャンピオンで、脚元の丈夫さも魅力。

　ククイナッツレイ（ディープインパクト×シェルズレイ＝栗東･松田国）初子のため小柄だが、父の産駒はこのサイズの方が“らしさ”がある。俊敏な動きを見せており、母とは違った切れ味が武器となる。

　エボニーナイト（サムライハート×メインスルー＝栗東･高野）サムライハート産駒で遅生まれとＰＯＧでは人気になりそうもないが、サンデーレーシング募集時の１番人気。四肢のしっかりとした踏み込み、柔軟性など一級品の素材だ。

2011年05月13日