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大きな変化を生んだ小さな名馬

 ドリームジャーニー(牡7歳)の引退式が19日、札幌競馬場で行われた。宝塚記念後に社台スタリオンステーション入りしていたが、この日のために駆けつけた。

 ドリームジャーニーが馬産地にもたらした功績は極めて大きなものがある。父ステイゴールドが種牡馬入りした当時は、サンデーサイレンス産駒の種牡馬があふれ返る状況。7歳末の香港ヴァーズで初めてG?を勝った奥手のステイヤー、大半のレースは430キロ以下で出走していた小柄な馬体、激し過ぎる気性から、種牡馬として不安視する声もあった。

 だが2年目産駒のドリームジャーニーは父同様の小柄な馬体と気性。しかも母父もステイヤーのメジロマックイーンという血統でありながら朝日杯FSを制し、5歳時にはグランプリ連勝と成長力も見せた。今春は249頭と交配するなど日高№1種牡馬の座に就くステイゴールドの名をここまで高めたのは、ドリームジャーニーのおかげによるところが大きい。馬産地では小柄なステイゴールド産駒を探すバイヤーが多数現れ、他の種牡馬の産駒も“小柄”であることが欠点だと思われないようになってきた。

2011年09月23日