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ダイワスカーレットの2番子は絶賛の嵐!?

 昨年のPOGで話題になったダイワスカーレットの初子ダイワレーヌ(牝3歳、父チチカステナンゴ)が引退した。4戦未勝利(2着1回)。ファンの期待の大きさを考えれば“失敗”と言えるのかもしれないが、これは仕方がない面もあった。

 繁殖牝馬の初年度産駒にありがちなことだが、ダイワレーヌは生まれた時から体質の弱さを抱えていた。個人所有馬だったため社台ファームは明確なコメントはしていなかったが、昨春の段階ではデビューできるかどうかも分からない状態だった。「ゆっくり仕上げている」「いずれ走ってくれると思う」というコメントは、POGファンへ向けての最大限の配慮だったと言える。

 だが、ダイワスカーレットの2番子となる申請馬名ダイワレジェンド(牝、父キングカメハメハ)は、文句なしの期待馬と言える。馬体重は470キロと母に比べるとやや小柄だが、その分、引き締まってアスリートのような馬体。一歩一歩、踏みしめて歩く常歩の力強さは、まさにスカーレットインク系の特徴だ。

 担当している社台F・斉藤孝牝馬調教主任も「キングカメハメハ産駒らしく筋肉が盛り上がっているのに、その筋肉がすごく柔らかい。母親のいいところをしっかりと受け継いでいます。うちの一番の期待馬です」とダイワレーヌの時とは全く違う明快なコメントをしてくれた。社台ファームでは、母が育成時に過ごしたのと同じ馬房を使用している。同時期の母よりも調教段階は進んでおり、秋シーズン早々のデビューが予想される。

 牡牝の違いはあるが、ウオッカの初子との対決が今から楽しみだし、指名が早い者勝ちのPOGルールなら、真っ先に押さえておくべき馬だ。

2013年04月19日