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シルクロードS・伏兵アーバンストリートの圧勝
「第14回シルクロードS・GIII」(芝1200m)は8日、京都11Rに16頭で争われた。1頭だけ脚色が違った。最後の直線、外に持ち出されると、後方に待機していたアーバンストリートが前を行く13頭をゴボウ抜き。ほかの馬が止まって見えるほどの切れ味だ。上がり3Fはメンバー最速の33.9秒。デビュー22戦目にして重賞初制覇を決めた。2着はソルジャーズソング、3着にはモルトグランデが入った。
福永が見事なエスコート役を果たした。主戦の上村が骨折で戦線を離脱。代役として指名されたが、初騎乗とは思わせない騎乗でVへと導いた。「ためれば、すごくいい脚を使うと聞いていたので、馬を信じて乗った。上村さんがスタイルを築き上げてくれていたので、流れを踏襲することを考えていた。いい脚を使ってくれました」と会心の笑みを浮かべる。
末脚を生かすスタイルが完成してからは、成績も安定してきた。前走後はここに照準を合わせて調整。体調は万全だった。野村師も自然に表情が緩む。「ハナに行く馬が引っ張ってくれて、ばらける展開。ハンデもちょうど良かった。じっと我慢をしていれば、いい脚を使うからね」。理想通りの展開、思惑通りの結果を満足げに振り返った。
春の最大目標は高松宮記念。GIへ弾みをつけた。「中京で勝ったときに強かったし、馬主さんも使いたいと言っていたから。GIとなると、展開もあるけどね」と期待を膨らませ、師は先を見据える。
シルクロードSを制したアーバンストリート(左)、3着モントグランデ(右)=京都競馬場
2009年02月09日
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