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菊花賞追切情報(2)ナカヤマフェスタなど

菊花賞追切情報(2)ナカヤマフェスタなど

 ナカヤマフェスタは美浦Dで3頭併せの外を先行。最後まで脚色は衰えず、4F51.3-37.7-12.0秒。パリオ(4歳500万下)と並入、クールドリオン(4歳500万下)には2馬身先着した。1週前は鞍上に反抗するシーンを見せたが、この日は終始落ち着いた様子。佐々木助手は「最初からリズム良くスムーズな走り。しまいの伸びも良かった」と目を細めた。二ノ宮師も「きょうは気持ち良く走らせるというのが主眼。そういう意味で良かったと思います」と満足げ。長距離輸送を考慮し、今回は僚馬ナカヤマスウェプト(3歳500万下)を帯同させる。「フェスタにとってはお友達。周りに馬がいると落ち着くんですよ」と精神面の安定を図る。

 セイクリッドバレーは美浦坂路で一杯に追われ、2本目に4F51.5-37.4-12.3秒。先行したココカラ(2歳500万下)に2馬身先着してゴールした。「1本目(4F57.6-14.3秒)が少し速かったが、持ったままの手応えだったからね。減った馬体が戻ってきているし、セントライト記念の時よりも体調はいい」と高橋裕師。その言葉通り、馬体の張りは上々だ。

 ブレイクランアウトは美浦Dを馬なりで5F69.9-39.4-13.1秒をマークした。「輸送もあるので、直前は馬なりで気分良く走らせる程度の調整。予定通り」という戸田師の言葉通り、伸び伸びとしたフットワークでゴール板を軽快に駆け抜けた。「今はかなりの量を乗っても(馬は)ビクともしないし、折り合い面の心配もない」。成長を遂げた姿を淀のターフでも見せつける。

本番さながらの迫力ある追い切りを見せたナカヤマフェスタ(右から2頭目)=美浦トレセン

2009年10月22日