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ラスト1冠はアサクサキングスが制す

ラスト1冠はアサクサキングスが制す

 「第68回菊花賞・GI」(芝3000m)21日、京都11Rに18頭で争われた。混戦のラスト1冠を制したのは4番人気アサクサキングスだった。2着は6番人気のアルナスライン。1番人気の無敗馬ロックドゥカンブは3着まで。なお、武豊ドリームジャーニーは5着、折り合いを欠いた皐月賞馬ヴィクトリーは16着に沈んだ。

 5番手追走から抜け出すと、アルナスラインとの叩き合いを頭差だけ退けた。2周目。勝負どころの3〜4コーナーにさしかかったところで勝負をかけた。「最後は接戦になると思っていた。僕の馬は切れるタイプではない」と、ロングスパートを敢行。直線入り口で、先頭を行くホクトスルタンに猛然と襲いかかり、残り200mで先頭に立った。そして、外から勢いよく伸びてきたアルナスラインに自ら馬体を併せに行き、根比べに持ち込む。「僕の馬はしぶとい」。アタマ差まで詰め寄られたが、左ステッキに持ち替えた四位騎手の気合に応え、最後まで首位は譲らなかった。

 普段は冷静な大久保龍師も、この日ばかりは興奮気味。ダービーは2着に涙をのんだだけに「今回は絶対獲りたいと思っていた」と初GI制覇の美酒に酔った。今度はGI馬として古馬に挑む。「宝塚ではこてんぱんにやられた。夏を越して成長している。また挑戦したい」と意欲を燃やす。

 気になる次走は「ファンが思っているようなレースになると思う。丈夫な馬だし、あと2戦ぐらいは大丈夫」とジャパンC(11月25日・東京)→有馬記念(12月23日・中山)を見据える。

アルナスライン(右)の追撃を振り切り菊花賞を制したアサクサキングス=京都競馬場

2007年10月22日