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中山記念・伏兵トーセンクラウンが圧勝

中山記念・伏兵トーセンクラウンが圧勝

 第84回中山記念・GII(芝1800m)は28日、中山11Rに16頭で争われ、13番人気のトーセンクラウンが、不良馬場を苦にせず5馬身差で圧勝した。2着に12番人気のテイエムアンコールが入り、オペラハウス産駒がワンツー。3着は5番人気のショウワモダン。3連単は53万円の高額配当で、同レース最高の払い戻しとなった。

 実力なくして勝利は得られない。それでも運が必要なのもまた事実。中団の内で進めたトーセンクラウンが道悪を味方に5馬身差で圧勝した。「道中は力んでいたからどうかなと思ったけど、こういう馬場は苦にしないで走るね」と江田照は驚きの表情だった。

 水曜の時点で賞金順は17番目。陣営は2週間後の東風Sへ回る予定でいた。しかし、木曜の投票段階で急きょ出走が決定した。週末は雨模様となり、馬場も得意の道悪に。強運の風は最後までクラウンの背中を押し続けた。「オーナーが一番気に入っている馬だった。応えられてうれしいね。距離は1600mから1800mがいい」と調教師としてはJRA平地重賞初制覇となった菅原師。GII制覇の先に見えるのは頂点。愛馬とともにサクセスストーリーを作り上げていく。

2着以下を大きく突き放し圧勝したトーセンクラウン(左)=中山競馬場

2010年03月01日