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角居厩舎へ入厩予定の社台Fの一番馬

 皐月賞は1番人気のヴィクトワールピサが圧勝。2歳春の時点から『社台ファームの牡馬一番馬』と評判だった。「迫力のあるフットワーク、柔軟性のある馬体、素直な気性などすべてが完ぺきな馬。弥生賞で包まれる厳しい展開から抜け出したのを見て、負ける要素はないと確信していた」と東礼治郎調教主任は絶対の自信を持っていた。また、前年の一番馬リーチザクラウンが気性面の問題から惨敗しただけに、雪辱を果たす皐月賞制覇でもあった。

 その社台Fの今年の2歳牡馬の一番馬と言われているのが父ディープインパクト、母カーリングの牡馬。オーナーはディープインパクトと同じで、桜花賞馬アパパネの金子真人ホールディングス、調教師はヴィクトワールピサと同じ角居師という点も注目されている。「ディープインパクト産駒はとにかく丈夫なのが最大の長所。うちにいる22頭は1頭も故障することなく順調に育成が行われている。頭がいいので無駄な動きをしないし、運動神経が抜群。種牡馬としても、とてつもない素質を持っているのだと思う」(東主任)。

 ディープインパクト産駒は父同様に小柄な産駒が多いとも言われているが、このカーリング産駒は現在520?の雄大な馬格。「中身が詰まっていての体重なので、見た目はすっきり。大型馬にありがちなもっさりとしたところがなく、身のこなしが軽い」と大物感にあふれている。

 父は3冠馬で、母は仏オークス、ヴェルメイユ賞を制し、仏1000ギニー2着のフランス準3冠牝馬。半兄ローエングリンは中山記念、マイラーズCなど10勝、ムーランドロンシャン賞2着、香港マイル3着と世界を舞台に活躍した。ヴィクトワールピサに見劣りしない大物が、今年も角居厩舎に入厩する。

2010年04月23日