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世界の馬窓から

キングジョージの人気を左右するムーアの選択

 昨年の凱旋門賞でナカヤマフェスタの前に立ちはだかったワークフォースが、5月26日に英国で行われたブリガディアジェラードS(G?)に出走。見事に勝利を収め、今季を白星で発進することに成功した。

 ただ、逃げた馬をようやく捕えたレースぶりに「昨年ほど勢いが感じられない」という指摘もある。これについては7ポンド(約3キロ)重い斤量を背負っており「この一戦だけで判断することはできない」との見解も少なくない。

 それよりも注目を集めているのが主戦R・ムーアの選択。キングジョージでライバル視されているソーユーシンクともコンビを組んでいるのだ。そのソーユーシンクはオーストラリアでG?5勝を挙げ、今年からA・オブライエン厩舎に移籍。5月22日に愛国で行われたタタソールズGC(GI)を4馬身半差で圧勝している。15日のプリンスオブウェールズSでは小差の2着に惜敗したが、その評価は下がっておらず「彼がどちらを選ぶかでキングジョージの人気が変わる」と言われている。

 「ソーユーシンクはエイダンが相当な能力を感じている。ただ、昨年のハービンジャーのときのように、単純な能力比較だけで騎乗馬を決められない部分もあるから難しい。ライアンはノーコメントを貫いているから分からないけどね」(現地厩舎スタッフ)

 グランプリボスが挑んだセントジェームスパレスSでも、A・オブライエン厩舎のゾファニーを2着に導いたムーアの決断に、大きな注目が集まっている。

2011年06月18日