先手奪取で追撃を封印。京都9R・梅花賞(芝2400m)は4番人気のディープスカイ産駒スピリッツミノル(栗東・本田)が鮮やかな逃げ切りで2勝目をゲット。初勝利までに8戦を要したが、昇級戦で即結果を出した。タイムは2分29秒2。他馬が枠入りに手間取ってゲート内で待たされる格好になったが、好スタートからハナヘ。余力たっぷりに長い直線を駆け抜けた。1馬身1/4差の2着は3番手のインを運んだ2番人気ライトファンタジア、さらに1馬身1/4差の3着が2番手追走の3番人気カレンスフィーダで、ほぼ道中の隊列通りにフィニッシュ。なお、中団からレースを進めた1番人気のレントラーは直線で伸びを欠いて4着に敗れた。

「前回より前向きになっていた。直線もしぶとかったし、きょうは追っていて安心感がありましたね」と酒井は笑顔。本格化ムードが漂う内容に、本田師も「自分の競馬ができたから」と満足そうだった。

2015年02月01日