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馬三郎25時

レース番組は季節とともに

 師走の訪れとともに2012年の競馬もいよいよフィナーレを迎えようとしている。肌を刺すような冷たい風が冬の訪れを教えてくれてはいるが、一方で、どうしても季節感を感じられずにいるのは記者だけだろうか。理由は番組表にあった。

 1日に中京競馬場で行われた金鯱賞。宝塚記念のステップレースとして長く夏の中京開催で実施されていたが、今年から冬の中京開催へと移行された。今春に中京競馬場がリニューアルオープンし、夏の中京開催が7月になったことが一因だろうが、長年親しんだレースの実施時期が大幅に変更されるのには、一抹のさみしさを感じる。

 8日に予定される朝日チャレンジCもそう。長く秋競馬の訪れを告げる重賞として親しまれてきたが、今年から鳴尾記念(12月から6月)や中日新聞杯(12月から3月)の実施時期が移行したことに伴い、その役割を引き継ぐ形で年末の阪神開催へと変更された。

 レースとともに季節の移り変わりを楽しんでいたファンも多いはず。よりよい番組づくりの一環だろうが、正直言って疑問を覚えずにはいられない。有馬記念の翌日にレースがあるのも同じ。年末最後の大一番という位置づけだから、普段よりも馬券検討に燃えるはずで、その翌日にGⅡがあっても興ざめの感は否めない。今後は競馬を愛する人たちを置き去りにした開催時期の変更だけは、避けてほしいものだ。

(関西デイリー・大西修平)

2012年12月04日