馬三郎25時

歴史が変わる瞬間を現地で…

　今年の長期滞在出張は１・２回函館の６週間のみ。すでに栗東に戻って２週間になる。夏の楽しみが終わり、こちらは廃人のような姿だが、７月２５日に帰厩したキズナは厩舎周りの運動や、坂路を登ってくる姿を見ると元気いっぱい。正直「こんなにうるさいの？」と心配になるぐらいだ。

　もう一頭、凱旋門賞に挑戦するオルフェーヴルは、放牧先のノーザンファームしがらきで７月中旬から乗り込みを再開しており、８月中旬に帰厩する予定とのこと。現地の受け入れ先である小林厩舎には藤岡佑騎手が所属しており、チームジャパンとしてサポートできることに喜びを感じている。

　記者も歴史の生き証人になりたくて、すでに有給休暇の根回しをして、航空チケット・現地ホテルも手配済み。あとはこのまま２頭が万全の状態で本番を迎えることを祈るばかりだ。

（栗東厩舎班・安里真一）

2013年08月04日