馬三郎25時

お盆は交流重賞でしっかり稼ぐ

　世間はお盆休みだが、明日からサマーチャンピオン（１３日・佐賀）、クラスターＣ（１４日・盛岡）、ブリーダーズゴールドＣ（１５日・門別）と、３日間連続で交流重賞が行われる。我々は仕事も馬券もゆっくり休んではいられない。各レースを過去５年分のデータから検証したので、購入する方は馬券の参考にしてもらえればと思う。

　サマーチャンピオンはプロキオンＳ組が３勝、２着２回、３着２回で全て連対馬を輩出。特に１桁着順の馬が好走する傾向にある。そして、ダート１４００ｍを得意とする馬が活躍。これに該当するのは◎ガンジスだけだ。　

　クラスターＣの勝ち馬は逃げ馬か、先行馬で、とにかく前に行くスピードがないと厳しい。もともと盛岡のダート１２００ｍは先行有利だが、ひねらずにセオリー通りでいいだろう。そして、５、６歳馬のいずれかが勝利していることから◎タイセイレジェンドで鉄板と言える。

　ブリーダーズゴールドＣはマーキュリーＣ１、２着のどちらかが毎年必ず連対。そして、連対馬１０頭中８頭が６〜８歳という高齢馬で若い世代を圧倒している。現在２連覇中の◎シビルウォーでもはや疑いようがない。

　どのレースもＪＲＡ勢が強く、傾向がはっきりしているため馬券は取りやすいが、人気馬同士での決着が濃厚。絞って買わないと儲からないので、当日のオッズと相談しながら購入する。しっかり稼いで、そのまま日曜の札幌記念に突っ込むつもりだ。

（編集部・古河雄一郎）

2013年08月12日