馬三郎25時

火曜競馬が荒れた要因とは

　土曜日の段階で直撃の予報があったことから覚悟はしていたが、台風の影響で月曜日の競馬が中止となった。次週に組み込まれると踏んでいたが、地方競馬との兼ね合いがあり不可能な状況。とはいえ火曜日にスライドされるとは想定外の出来事だった。今週は仕事を終えてそのまま美浦に入り水曜日から取材と、息つく暇がない記者は私だけではないはず。そういえば年明け以来の３日間開催であったが、その時の月曜日も中山は降雪により５Ｒ以降が中止。自然現象とはいえこうもピンポイントで気象が荒れてしまうと嫌な予感がしてならない。次開催の東京・京都の２週目の３日間開催は何事もなく終えてほしいと願うばかりだ。

　それにしても火曜日の競馬は澄み切った天気とは裏腹に東西ともに荒れ模様。中山に限っては人気馬がことごとく凡走し、１番人気の勝利はわずか２鞍と難解なレースだった。１日ずれた影響もあるだろうが、先行有利の馬場とみた予想に反し、ことごとく差しが決まる馬場となっていたことも要因のひとつ。今週はその点を頭に入れて予想に反映したい。

（美浦調教班・石堂道生）

2013年09月19日