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玉川祝

雪には負けない?加藤征厩舎

 先週の木曜日(18日)、美浦トレセンは朝から前も見えないほどの大雪が降った。それにより、南Dと北Cのダートコース以外は使用不可に。馬場入り時間を遅らせたり、乗り運動をやめたりと予定を変更せざるを得ない状況になり、各厩舎ともコンディション維持に頭を悩ませていた。

 そんな状況だけに朝イチのスタンドは閑古鳥が鳴いていたが、加藤征師はいつもと変わらない表情で現れた。「自厩舎の馬を予定通りの時間に追い切るためだよ」と言っていたので、「こんな状況で大丈夫ですか?」と聞くと、「厳しい環境なのはわかっている。でも、これくらいの雪で予定を崩すのは嫌なんだ」と話した。

 そして大雪の中、フェブラリーSに出走するトーセンブライトが3頭併せで追い切った。終了後は「これで、馬はひと回りさらに大きくなるはず」とニッコリ。満足そうな師の顔つきが実に印象的だった。

 残念ながらトーセンブライトは8着に敗れたが、一緒に併せ馬を行ったホローポイントは鮮やかに新馬戦を圧勝。「苦労は報われるものだな」と感じる出来事だった。


(美浦想定班・玉川 祝)

2010年02月24日

著者紹介

玉川祝

玉川祝

1962年7月16日生まれ、東京都出身。美浦想定班。現場取材を開始してはや20年。築き上げた人脈を駆使して毎週当たり馬券を探し続けている。パチンコ、パチスロも愛し、日々がギャンブル。むろん収支は大プラス。血液型A。