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鶴谷義雄

縁を感じる仕切り直しの一戦

 バンクーバー冬季オリンピックも大詰めを迎えている。25日の時点では、銀が1個、銅が2個と予想通りの結果?。やっぱり北欧や北米の選手とは、体力の違い、環境の差をまざまざと見せつけられた。

 先週の木曜(18日)、美浦トレセンは雪に見舞われた。南馬場はウッド、ポリトラック、芝が閉鎖され、大外のダートだけが解放された。北馬場もダートだけの開放で、坂道を駆け上がるため滑りやすい坂路も当然、閉鎖された。

 運がよかったことに、大半の馬が前日に追い切られていたため、ことなきを得たが、それでもあっという間の雪景色。暖かい瀬戸内生まれで雪と縁のない当方は、還暦を過ぎてもソワソワ。積雪を踏みながら南から北馬場へ向かった。ジャンパーに雪が積もったが、雨よりはマシの状態だった。

 本来なら正午までの調教時間を、午後2時まで延長して行われた。調教師席は午前10時に開始をずらした厩舎もあってまばら。取材に手こずったが、ただ一人、前列で目を光らしていたのが、エアマックールの伊藤正師だった。「体が絞れていい感じ。ルメール騎手でウサ晴らしだね」と好ムードだったが、除外でガックリ。今週の日曜・中山の両国Sに回ってきたが、「良績のある中山コース。馬も軽くなってきた」と機嫌を直していた。何かの縁、注目してみたい。

(美浦時計班・鶴谷義雄)

2010年02月25日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。