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一時代の終わり
ウオッカの引退を聞いて改めて、ひとつの時代が終わったと感じた。ドバイWCがラストランの予定だったが、前哨戦のマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3での8着後に鼻出血が判明。競走馬として、ピリオドを打つことになった。
強烈な印象を残した馬だった。64年ぶりに牝馬でダービーを制し、天皇賞ではダイワスカーレットと2cm差の死闘を演じ、JCでもオウケンブルースリと2cm差で勝利をモノにするなど数々の名場面をつくった。多くのファンから愛され、2年連続でJRA年度代表馬にも輝いた。栗東からドバイへ向かうときに、見送りに行ったが「これが生での見納めか」と少し寂しい気持ちになった。
以前、角居厩舎の清山助手は「何か持っている馬ですね」と話したが、記者も全くの同感。“もう燃え尽きたのか?”と思えば、ここ一番で復活劇を見せる。陣営の努力はもちろん、ウオッカ自身も身体能力だけでなく、ケタ外れの精神力を持っていたのだろう。それに競馬の神様からも愛された馬だったと思う。
今後はアイルランドに渡り、凱旋門賞馬シーザスターズと交配を行う予定。世界規格の“ウオッカ・ジュニア”が誕生することだろう。日本で活躍して世界へ。また将来、ひとつの大きな時代が来るはずだ。
(関西デイリー・中江 寿)
2010年03月16日
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