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ファンの立場に立った判断を

 桜花賞を皮切りに本格的なG?シーズンに入る。競馬ファンにとって、武豊騎手の落馬負傷による戦線離脱は残念だが、それ以上に残念でならないのが、近年は、中山で行われる皐月賞や有馬記念への出走を避ける陣営が増えていることだ。今年はそれが顕著に出ている。

 皐月賞では前哨戦を勝った馬が早々にダービーを照準に使わないことを陣営が表明。さらに、昨年の2歳チャンピオンまでもが一時は回避するという話まであったほどだ(結果的には出走の方向)。要因として挙げられるのは、紛れが多いことや馬場悪化がその理由だが、小回りコースや馬場などを克服して勝ってこそ、強い馬と言えるのではないか。

 古い人間なのかもしれないが、昔の有馬記念は、古馬のトップホースはもちろんのこと、3歳の牡馬・牝馬、はたまたマイル路線などからも参戦があり、まさにドリームレースでドキドキしながら観戦していた。

 メンバーがそろえば馬券が売れるということは結果としてはっきり出ているし、売り上げがこのまま落ちていけば、その存続自体も危ぶまれてくる。関係者にはもう少しファンの立場に立った判断をしてもらいたいと思う。

(栗東想定班・藤田浩貴)

2010年04月04日