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一瀬正人

武豊騎手の復活劇に期待

 毎日杯で武豊騎手が落馬負傷した。G?シリーズ開幕直前での戦線離脱は残念だが、大事に至らずホッとしている。ただ、リーディング争いでは18日終了時点で、トップの横山典騎手とは13勝差の2位となっており、差は開くばかり。競馬を始めた当時から、リーディングトップが指定席で、勝ちまくる武豊騎手のアンチファンだっただけに、現在の状況には違和感を覚える。

 憎いぐらい強かった選手が、どん底からはい上がる…そういう“復活劇”が大好きだ。

 野球で言えば、エンゼルスの松井秀喜外野手。巨人在籍時は叩かれ役の清原ファンだったため、優等生の松井に対しては、いい印象はあまりなかった。それが月日を重ね、ひざの故障などがあり、満身創痍(そうい)の姿を見ると、複雑な気持ちになった。巨人時代には感じなかった、苦しみの中でつかんだワールドチャンピオン…涙まじりのインタビューにはグッとくるものがあった。

 武豊騎手の場合、ブランクがあっても、リーディング奪回は十分に可能だと思っている。しかし、昨年のウオッカの乗り代わりなどを見ても、独占的に勝っていた時代とは明らかな“違い”を見せているのも確か。だが、そういう逆風の時こそ底力を見せて、ダービー5勝目、そして夢の凱旋門賞制覇を達成したら、アンチファンでも最高にしびれるだろう。

(編集部・一瀬正人)

2010年04月19日

著者紹介

一瀬正人

一瀬正人

1982年10月2日、大阪府出身。つい最近、編集部の最年少を脱却。グラスワンダー産駒を応援する馬三郎唯一の(?)ロマン派を自負するも、一緒にコピー業務など、雑用からもおさらばしようと試みるしたたかな性格。馬券はオッズ重視の中穴党。