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地道に復帰を目指して欲しい。

 桜花賞から本格的に始まった春G?ロード。有力馬がズラリとそろっていたゆえ、休養中でも武豊騎手の名前を新聞紙上で見かけることは多い。3月27日に落馬負傷。早い復帰を関係者のみならず、ファンも期待していることだろう。

 武豊騎手ほどの注目度はないが、関東の若手で復帰を目指している騎手もいる。津村明秀騎手。2月20日の東京5Rで騎乗馬が1回転するほど激しく落馬した。診断結果は第2頸椎骨折、右肘挫傷。あわや騎手生命が断たれるほどの大けがであった。

 1カ月ほど前、入院している病院へ見舞いに行った。あの時の光景は衝撃的で忘れることはない。全身を固定され、エコノミー症候群を避けるための装置が脚にはついている。真っ赤な擦り傷がかわいく思える程だった。

 「自分で用も足せないんですよ。1カ月したら全身じゃなくて首より上だけ完全に2カ月固定。その後、また1カ月今の状態にするみたいですね」と話していた。つまり最低4カ月は身動きせず、ただ天井を見てジッとしていなければならない。これがどれほど大変なことか、読者の皆さんも考えてみて欲しい。記者はおそらく30分も耐えられない。

 復帰は夏以降と思われる。G?ロードで大盛り上がりを見せている今、彼の心境は察するに余りある。それでも焦らず、地道に復帰を目指して欲しい。

(関東デイリー・豊島俊介)

2010年04月20日