森田真司

一流のビジネスマン並の中竹師

　５月に入り、北海道を中心に各地で競走馬のセールが開催されている。それに合わせて調教師も日本中を飛び回っているが、中竹師の場合は、加えて海外のセールにも頻繁に足を運んでおり、輪をかけて忙しい。しかし、その甲斐があって毎年のようにの活躍馬を輩出。今年買った馬たちも「これはいいよ」とニンマリしていた。とにかく、一流のビジネスマン並に、世界を飛び回っているのだ。　

　最も驚いたのが、３月末の日本→アメリカ→イギリス→ドバイ→香港→日本という、８泊10日の豪華世界一周ツアー。超がつく強行日程に、さすがの師も「今が何日の何時なのかさっぱりわからなかった。時差ボケしている暇もなかったよ」とお疲れモードだったらしい。その後も、牧場に脚を運んだりと１週間ずっと栗東にいるのは本当にレアだ。

　そんななか、時間を割いて期待の２歳馬たちについて教えてもらった。その情報を読者の方に役立ててもらいたいのだが、10日（月）に発売する『ＰＯＧ虎の巻』（200円）には、残念ながら中竹厩舎の特集がない。「今年はすべていい！」と豪語していた師にも申し訳ない限りだ。

　というわけで、どこかのＣＭではないが、続きは19日にインターネットの馬三郎タイムズ「馬三郎25時」のコーナーで紹介したいと思う。間違いなく、ＰＯＧの役に立つ?お宝情報?なので、ぜひともご覧いただきたい。

（栗東想定班・森田真司）

2010年05月08日