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竹原伸介

良血2歳馬のHOTな入厩情報

 10日に発売された『POG虎の巻』は、もう手に入れましたか?手前みそになりますが、200円でこの情報量なら読者の皆さんも満足していただけていると思います。まだ購入していなかったり、近くで販売していないという方は、郵送販売もしているので早めに手に取って見ていただきたいものです。

 昨年のこの時季は馬インフルエンザの影響が残っていて2歳馬の入厩が遅れていたが、今年はアッという間に緑色のゼッケンが大挙して馬場に入場している。なかでも「これは走る」という入厩済みの2頭を紹介したい。

 まずは角居厩舎の良血馬アヴェンチュラ(父ジャングルポケット母アドマイヤサンデー・牝)。全姉のオークス馬トールポピー同様に筋肉質のガッチリしたタイプだが、脚長の体形のためバランスがすごくいい。木曜日に坂路を1本上ったが、力強いフットワークでチップをけり上げていた。姉以上の素材ではないかとにらんでいる。

 もう1頭は池江郎厩舎のヴィクトリースター(父ディープインパクト母ヴィクトリークライ・牡)。異父姉ヴィクトリーマーチは新馬V→エルフィンS2着の期待馬で、父がタキオンからディープに変わり、胴長の体形に出ている。2000m以上の距離に適性がありそうだ。木曜日には坂路1本の後にゲート練習を元気にこなしていた。

 2頭ともに今週入厩してきた最新のHOT情報で、読者みなさまのドラフトの参考にしていただきたい。

(栗東時計班・竹原伸介)

2010年05月15日

著者紹介

竹原伸介

竹原伸介

1966年1月2日、埼玉県出身。栗東支局長として坂路からコースまで栗東時計班として器用に業務をこなす一方で、器用貧乏とのうわさもチラホラ…。馬券はパドック重視で、狙ったレースにドカンと買うタイプ。血液型A。