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東西均衡で盛り上がるG?

 名勝負をナマで観戦することができた。オークス当日は出張で東京競馬場へ。雨が降る中、レースは見応え十分だった。3着に粘った◎アグネスワルツの頑張りも気になったが、アパパネ、サンテミリオンの直線での激しい叩き合いは、馬券を離れて興奮できた。

 検量室前で静かに結果を待っていたが、長い写真判定の結果、JRA史上初のG?1着同着。検量室の中では、両陣営か拍手が巻き起こっていた。アグネスワルツの宮本師も「馬は頑張ったけど、2頭が強かったね」と脱帽。確かに、レースを振り返ると、2頭の力が一枚抜けていた。

 “西高東低”と言われて久しいが、関東馬のワンツーは、東の意地を見た感じだ。高松宮記念もキンシャサノキセキが、天皇賞・春もジャガーメイルが制しており、ここまでの東西の平地G?対決は4勝ずつで五分。こうなると、競馬界も自然と盛り上がってくるし、記者としてもうれしいことである。

 今週のダービーは関西馬が圧倒的に多いが、関東には青葉賞を圧勝したペルーサがいる。関西は皐月賞馬ヴィクトワールピサを筆頭に、ハイレベルな馬たちがズラリ。オークス以上の熱戦が期待できそう。今から待ち遠しくて仕方がない。今度は馬券も当てて、興奮できればいいが…。

(関西デイリー・中江 寿)

2010年05月25日