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“厩舎力”で制したダービー

 競馬の祭典、日本ダービーが終わりました。わたしの本命ペルーサは6着。「子どもっぽいからゲートが不安」と言っていた横山典Jの悪い予感が、的中してしまいました。いくら能力があっても、すべてがかみ合わないと勝てない―。そんなことを思い知らされた今年のダービー。ペルーサは鞍上が「ロブロイを越えられる」とほれ込んでいる馬です。精神面の成長とともに、いずれ大きな仕事をやってくれるはず。そのときを待ちたいと思います。

 ハイレベルとうたわれたダービーを制したのはエイシンフラッシュ。仲良くさせてもらっている藤原英厩舎の馬の勝利には、感動しました。ただ、△印しか打てなかった記者としての自分が、情けなくて…。状態がいいことはわかっていながら、上位人気馬には能力で劣ると決めつけていました。でもそこに“厩舎力”が加わったことが、勝因のひとつだと思います。

 その夜、祝勝会の席でスタッフにそれを告げると「なに言ってんねん。全部ボスのおかげや」という言葉が返ってきました。調教師の緻密(ちみつ)な計算と、その指示にキッチリ応えられるスタッフ。先週終了時点で全国リーディング2位(勝ち星は1位タイの23勝)という成績は、だてではありません。この人たちに負けていられない。いい予想をしなければ―。そんな思いを強くした、第77回日本ダービーでした。

(東京デイリー・竹下かおり)

2010年06月01日