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待ち遠しい函館遠征

 春競馬が終了し、今週から夏競馬へ。夏と言えば北海道。記者も6月末から1週間ほど函館へバカンスに…いや、仕事に行かせていただく。

 例年、騎手は夏の拠点をどこに置くか、ある程度決まっている。それでも時には初の北海道参戦を決める若手も。今年、公私とも仲良しの丹内Jが北へ旅立つという。「実家が函館競馬場の前。これまでは所属厩舎の手伝いで美浦だったけど、今回はいいと言ってもらえたので。親の前でいいところを見せたいですね」と言葉は力強い。

 思えば丹内Jと交流ができたのは08年春。記者が競馬担当になって初めて1対1で飲みに行った騎手でもある。当時の彼はケガで休養し、復帰して巡り会ったのがアイティトップ。新馬→寒竹賞を連勝し、人気を集めた京成杯で3着に敗れた。スプリングSでも15着。その後、しばらく丹内Jの元に戻ってくることはなかった。「本当、チャンスだったのに…」。常に明るい彼が、酒と共につぶやいた姿は今でも忘れない。

 偶然か否か、そのアイティが12日の京都9RでV。京都まで駆けつけて騎乗した丹内Jは、春競馬オーラス週で思い出の愛馬と勝利を飾り、気分良く北へ向かう。「勝ってウハウハです。豊島さんは3週目?それまでに足場を固めておきますよ。飲み行きましょ」とメールが来た。楽しみがまたひとつ増えただけに、遠征が待ち遠しい。

(関東デイリー・豊島俊介)

2010年06月15日