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コラム

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予想の組み立ては柔軟性が必要

 世間はワールドカップ一色。トレセン内でも、サッカーの話題が絶えない。小中高とサッカー小僧だった筆者も、それなりに我が日本の戦況は見守っている。理想は高く、夢の“ベスト4”進出を目指して頑張ってもらいたい。

 19日に行われたオランダ戦で、日本は0―1で惜敗した。人それぞれ、意見はあるだろうが、個人的には「大健闘」だったと思う。得点こそ奪えなかったものの、失点を“1”に抑えたことは評価していいはずだ。あの敗戦は、必ずや今後への糧(かて)になると思う。

 ただ、気になったのが、後半19分から途中出場した中村俊輔選手。適当な言葉が見当たらないのだが、何かプレーが遅いというか、古いというか…(あくまでも個人的な意見です)。逆説的に言えば「サッカーの進化は速い」と感じた。今の日本は、ドーハ組が活躍していたころのような“タレント性”や“面白味”こそ欠けるが、全体的なレベルは間違いなく進歩していると思う。それは今の競馬界にも同じことが言える。

 調教師や騎手は当然のこと、予想する側も“時の変化”には柔軟に対応しなければならない。駆け出しのころ、先輩記者に「最後の△をつけるとき、男馬か女馬かで迷ったときは黙って男馬を選ぶもの?」という助言が今でも頭に残っているが、近年、ウオッカやブエナビスタの活躍を見れば明らかにその格言が通用しなくなっている。

 本社予想担当者という立場を考えれば、その手の修正点は多い。独自に編み出した「阪神のダートで430キロ以下の馬は消し」も、カイバや調教法の進歩により、そろそろ見直しが必要な時期にきている。日々、予想が枯れないように努力している毎日です。

(関西デイリー・松浦 孝司)

2010年06月22日