城谷豪

ワールドカップの影響で…

　６月２９日からトレセンの開門時間が早まり、小倉開催終了までの１０週は、午前５時から調教がスタートする。当然、我々記者の起床時間もこれまでより１時間前倒しとなるために、夜の９時ごろには床につくおじいちゃん？のような生活リズムが始まるはずだった。だが、３０日の朝だけは事情が違っていた…。

　そう、前日から未明に行われたワールドカップ・日本ＶＳパラグアイ戦が、記者たちの貴重な睡眠時間を奪ったのだ。中には出勤ギリギリまでスペインＶＳポルトガル戦を観戦する強者もいた。

　極限の集中力を要する朝一番の調教ラッシュを無事にこなした後は、その反動か、一気に眠気が増し、集中力が低下。栗東支局に戻ってからも、睡魔と一進一退の攻防（やや劣勢）が続き、一日中リズムが狂いっぱなしだった。翌日は逆に寝過ぎて、頭がボーッとしていた。

　予想にどう影響するのか心配していたが、きょうの新馬戦（日曜・阪神４Ｒ）の３連単８万７３０円を的中することができ、ひとまずホッとした。まあ、４年に１度のお祭りとはいえ、テレビ観戦もほどほどにしないと…。

（栗東時計班・城谷　豪）

2010年07月04日