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堀尾政宏
“時すでに遅し”にならないように…
娯楽施設の多様化や昨今の経済事情もあり、売上げ低迷が続く公営ギャンブル業界。打開策として、競艇は「BOAT RACE」と名称を変え、競輪でも先日から“よりシンプルに、よりわかりやすく”をモットーに大幅なルール変更が施行された。いずれも若年層の新規開拓とファン離れ阻止をターゲットにしたもので“時すでに遅し”の感は否めないが、関係各位から危機感が伝わってくるだけでも救いはある。
では、JRAの対策やファンサービスはどうだろう?と考えると、残念ながら進んでいないのが現状だ。それどころか、先日ある騎手が表彰式後のウィナーズサークルでファンにサインをしていると、職員の方が強制的に数人で打ち切るシーンを目撃した。そのジョッキーは次のレースに騎乗しておらず、時間的な余裕はかなりあったにも関わらずだ。順番待ちをしていた若いファンが落胆の表情を見せながらその場を去り、できる限りのファンサービスをしようとするジョッキーが職員の行動に怒り心頭だったのは言うまでもない。
これでは、いくら場内の施設をきれいにしたり、イベントでタレントを呼んでも、表紙だけを変えたにすぎない。 「馬券命」のオールドファンを大切にするのはもちろんのことだが、現代の若者が“何”を求めて、競馬場へ足を運んでくれるのか、もう少し真剣に検討するべき時期ではないだろうか。他の公営ギャンブルの現状は、決して『対岸の火事』ではない。
(栗東想定班・堀尾政宏)
2010年07月10日
著者紹介
堀尾政宏
1972年1月6日、愛知県出身。栗東想定班。きゅう舎取材と過去のレースをもとに、緩急自在の予想がモットー。得意レースは500万、1000万のダート戦。特に最終レースでは無類の集中力を発揮する。血液型0。(ラジオ関西解説者)
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