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鶴谷義雄

良血馬の巻き返しに期待したい

 先週の日曜・函館11R北海ハンデキャップに、秋の飛躍を誓う2勝馬のラストノートが出走。単勝280円の1番人気に支持された。

 美浦トレセンのポリトラックで抜群の動きを披露しての直前輸送。地続きの福島競馬なら当たり前のことだが、昔では到底考えられない距離。交通事情の進歩には驚かされる。

 結果は出遅れて最後方からの競馬で12着に終わった。さっそく鈴木康師に話を聞くと「輸送の態勢は万全だった。厩舎で隣にいる馬を帯同させ、馬運車の後ろは男馬と注文を出したんだ」と意欲満々の移動だった。「個体差はあるが、この馬には長旅がこたえたようだ。馬がしぼんで見えたし、それに2600mもな。横山(典)君は手先だけで走っていたと言っていたが、本当じゃなかった」と残念がっていた。

 「結果論だが、ラジオNIKKEI賞を使っておけば、チャンスもあった…。レース後はすぐに放牧に出したので、立て直して秋のでかいところを目指したい」と巻き返しを誓っていた。素質は確かだけに、ローゼンカバリー(7勝)の弟の復帰を待ちたい。
 
(美浦時計班・鶴谷義雄)

2010年07月15日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。