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森田真司

次こそは師弟の夢を…

 先週のアイビスSDにシャウトラインが出走。休み明けの分、反応がひと息で5着に終わったが、道悪に泣かされて力を出せなかった前年の悔しさを少しは晴らせたはず。「久々だったことを考えればいい内容だった」と坂口大師は満足気だったが、浜中騎手は違った。「何とかしたかった…」とポツリ。それもそのはずで『自厩舎の馬で重賞を勝つこと』が今の最大目標だからだ。

 菊花賞(スリーロールス)を制してG?ジョッキーとなった今でも、師弟での重賞勝ちはない。そのうえ、育ててくれた師が来年2月に定年を迎える。刻々とタイムリミットが迫っていることが、浜中騎手をますます焦らせているのだ。しかし、師は「そんなに焦らなくてもいい。まだ時間はある」と諭す。

 2人の出会いは、騎手学校時代から。「だから、もう5年の付き合いになるかな。その縁があって、ウチの厩舎からデビューすることになった」と師。騎乗技術はもちろんのこと、礼儀作法など人との接し方までみっちり教え込んできた?まな弟子?だけに、面と向かっては言っていないかもしれないが「自厩舎の馬で重賞を」と思っているのではないだろうか。

 シャウトラインの次走は北 九州記念(8月15日・小倉)の予定。叩き2走目で上積みも十分だし、今度こそ師弟の夢を叶えてくれるはずだ。
  
(栗東想定班・森田真司)

2010年07月24日

著者紹介

森田真司

森田真司

プチ自慢になってしまい申し訳ないが、最近私生活の充実度がすさまじい。この勢いで馬券もバシバシ当てていくつもり。超能力がなくてもやれることを皆さんにお見せしたい。1972年7月8日、奈良県出身。栗東想定班。血液型B。