一瀬正人

競馬中継の拡大はうれしい限り

　最近は海外のスポーツなどをインターネットの動画配信で見る機会が多くなった。個人的にはテニスが中心で、オリックス戦やサッカーもちらほら。ＣＳでも放送していない試合があり、なおかつ無料。録画ができなかったり、回線が悪いと途切れるなど制限も多いが、便利な世の中になったとつくづく思う出来事だ。

　先日、ＵＨＦ放送局の競馬中継が、来年の１月からＢＳに拡大して放送されることが明らかになった。これにより午後のレースのほとんどが視聴できるようになるらしい。　

　土、日の出勤が多く、業務上、競馬を見る分には事欠かないが、入社前は、注目レースをラジオで聞いたり、土曜日に行われたＪＣダートをわざわざウインズに出向いて見たりと、ひと苦労があったことを思い出す。

　ＪＲＡのＨＰのレース動画配信も、当初は特別レースだけだったが、今では新馬戦も増え、海外の大レースまで見られるようになった。シーキングザパール、タイキシャトルの海外Ｇ?制覇の快挙を、夜中のラジオで熱狂していたころがなつかしい。

　競馬場に出向き生で観戦することも大切だが、こういう競馬中継の拡大は素直にうれしい限り。いろいろな問題はあると思うが、将来的に『ネット版馬三郎』でリアルタイムのレース動画の配信を―。そうなれば最高だと思っている。

（編集部・一瀬正人）

2010年07月26日